ゴールデンウィークの連休返上で大忙しなのが、平場のコメ農家です。
新潟市内の田んぼでは、親戚の手も借りた田植えが終盤を迎えています。

新潟市江南区のこちらのコメ農家では、5日から田植えを始めました。
昨シーズンより面積を少し増やして6haほどでコシヒカリなどを栽培し、その多くを地元のJAに出荷する予定です。

「米価が上がるのはありがたいことですけど、あまり高すぎると、今度は消費者の皆さんに嫌われるんじゃないかな…」

別の田んぼでも、親戚一同で田植えをすすめていました。
10歳の男の子も一緒に田植え機に…。
きれいに苗が植えられていきます。

【手伝いに…(21歳)】
「まだ、きょうは始まったばかりで楽な方ですね」
「今年も、おいしいおコメをもらうために頑張ろうかなと思います」

【手伝いに…(75歳)】
「今年の田植えは気持ち的にいいんじゃないかな。この値段であれば」

新潟市では、ゴールデンウイーク中に作業が順調に進んだのか、田植えが終わった田んぼが目立ちました。

“米不足”が叫ばれるなかで、異常気象などの影響のない今後の安定した生育が期待されます。