「新潟県の石」にも指定され、観光客にも人気の高いヒスイ。
新潟県糸魚川市内にある公園の“シンボル”として置かれていた巨大なヒスイが4月、撤去されました。そのヒスイから見つかったのは、何者かによって割られたような“跡”です。
糸魚川市の『フォッサマグナミュージアム』です。
記者
「そのヒスイは今、移されてこちらに置かれています。かなり大きいヒスイです。割られたような跡が残っていて、私の手と比べても大きな断面となっています」

館長の竹之内耕さんや糸魚川市によりますと、重さ数トンほどあるこの大きなヒスイはもともと、市内の青海シーサイドパークに置かれ、“シンボル”として市民らから愛されていました。
ただ…

フォッサマグナミュージアム 竹之内耕館長
「たぶんこれは大きなハンマー、鉄製のハンマーでガツンと何回もやって薄く取っていったんだと。一番きれいそうなところ、かつ割りやすいところを割っていったと思う」