まもなく店が閉まる午後4時半ごろ。
この日最後のお客さんは高校生2人。たい焼きを買いにきました。

高校生
「これから海に自転車で走りに行こうかなって」
―トレーニングとか?
「いや、普通に天気いいから、気持ちよさそうだなって」

内山さん「サイクリング?」
高校生「サイクリング」

部活や勉強で毎日忙しいそうですが、この時間は息抜きを兼ねて出かけてきました。いつもどんな話しをしてるのでしょう?

高校生
「ちょっとした恋バナとか…ははは」

―気になる子がいるんですか?
高校生「いないんです」「いないですね~」

海を眺めながら恋バナ・・青春ですね~♪

お店は午後5時に閉店です。

内山丈明さん
「全然商売にしようと思ってなかったんですよ。お客さんに焼き芋を受け入れられているという手応えはあるので、じゃあ、それを広げていけたらいいのかなというふうに思っていますね」

訪れた人たちの笑顔を掘り起こす内山さんの焼き芋。
これからも、たくさんの人たちのお腹と心をホクホクにします。