三連休最終日の12日、県内の観光地では、国内だけでなく、春節を迎えた中国など海外から訪れた人たちで混雑しました。青森市中心部にある市場・青森魚菜センターも国内外からの観光客で賑わいを見せています。

観光客のお目当ては市場の名物「のっけ丼」です。新鮮な海産物がずらりと並ぶ店舗を周り、好みの具材を見つけては引換券と交換していました。

※香港から来た人は
「(Q青森に来た目的は?) この刺身丼です。おいしいね」
「(Qどうやってこの市場を知った?)写真とテレビ。Q青森に来た目的は?食べ物。リンゴジュースが大好きです」

海外からの青森の人気ぶりは中国のSNS微博(ウェイボ)でも現れています。青森県が観光情報を発信する「青森県観光局」の公式アカウントを130万人以上がフォロー。日本国内のアカウントでは抜群の知名度を誇り「春節」に伴う大型連休が来県を後押しています。実際、11日の日曜日はのっけ丼の注文数が通常と比べ約2倍になったといいます。

※市場の出店者は
「連休の客足はものすごかったですよ。中国とかいろんなところから。海外の方が多いですね。(Q市場がにぎわっていかがですか?)大変うれしいです」

春節にともなう大型連休は2月17日までで、このインバウンド需要で県経済が活性化されることが期待されます。