「ビジネスとしてうまくいくのか」懸念する声も…

県民は
「どこの駅に降りても同じ感じで魅力がない」
「最初のうちは人が行くと思うけど、だんだんまた人が行かなくなってアウガも最後は人が入っていなかったので、またそうなったら大変」
再開発に伴う都市計画は青森市が県と協議して2024年3月中旬に正式に決定したあと、2025年1月に現在の建物の解体工事が始まります。そして、新たな複合商業ビルが完成するのは2028年度となる予定です。

今回の再開発は、青森市の街づくりにどのような影響を与えていくのか、7日の審議会でも質問が相次ぎ、活発な議論が交わされました。

青森市都市計画審議会(青森市議)赤平勇人委員
「マンションを建てることは住居として過剰になっていくのではないか」
青森市都市計画審議会(県不動産鑑定士協会)最上伸子委員
「地図を見ると虫食いで形がいびつになっているので、ここを利用していくとなるとこのような形状だとどうなのか」

青森市都市計画審議会 足達健夫会長
「ビジネスとしてうまくいくのか、皆さんが気になるところですがアウガの二の舞にならないか。そういったことは注意深く見守っていく必要がある」

再開発が続く青森市の中心街は、新たに生まれつつある人の流れをどのように継続して発展できるかが鍵となります。