大阪・関西万博の会場で日本の伝統文化に触れてもらおうと、青森ねぶた祭などを鑑賞・体験できる展示が検討されていることが関係者への取材でわかりました。

関係者によりますと、2025年4月に開幕する大阪・関西万博の会場で、博覧会協会は「青森ねぶた祭」や徳島県の「阿波おどり」など日本各地の祭りを体験できるイベントを検討しているということです。

このうち、青森ねぶた祭については、ねぶたの鑑賞や祭を体験できる催しが検討されているということで、日本有数の火まつり・青森ねぶた祭が世界の人たちの注目となることが期待されます。

また会場内では、島根県の伝統芸能・石見神楽の鑑賞プログラムの実施も検討されているということです。博覧会協会の関係者は「来場者が日本の無形文化財に触れ、地方へ行くきっかけになってほしい」と話しています。