青森県の宮下宗一郎知事は15日、子ども1人あたり3万円の給付などを含む総額118億円あまりの物価高騰対策を発表しました。


15日発表された物価高騰対策は総額118億7600万円で、子育て世帯、事業者、市町村への支援の3つが柱です。子育て支援では50億6000万円を充て、青森県内の0歳から18歳の全ての子どもに1人あたり3万円を給付します。

また、事業者への支援では、県の融資制度の拡充や燃料価格の負担軽減に38億2000万円を計上しました。市町村に対しては総額30億円の交付金で支援します。


宮下宗一郎青森県知事
「スピード感ある対応ができたと思います。しっかりと議会に説明をして成立をさせて県民のみなさまにいち早く予算というか、物価高騰対策が行きわたるようにしたいと思います」


物価高騰対策を盛り込んだ補正予算案は宮下知事が15日午後に発表し、9月20日に県議会に提案します。