今回の一件と、その対応に県民から厳しい目が向けられています。祭参加への自粛という重い決断を下したことを県民はどう感じてるのでしょうか。

※県民は
「処分としては妥当なのかもしれない。気の毒だけど、両方(暴行行為をした人受けた人)とも一生懸命ねぶたのために、青森のためにやったんだろうけどね」「(暴力行為は)続いてしまうと思うのでちゃんと何を見つめ直すというのを具体的にしてほしい」

一方で、参加自粛の決定は根本的な解決でなはいとする厳しい意見も聞かれました。

※県民は
「それで済ませるという風潮にがっかりします。生まれ変わった青年会議所を(来年)みなさんの前にお見せできればよかった」

祭を統括する実行委員会は、今回の発表を受け入れるとしながらも再発防止に取り組むとしています。

※青森ねぶた祭実行委員会 佐藤健一会長
「大変重いことだと思います。青年会議所がこれだけの問題を引き起こしてしまったことに対する自己責任も明確化ということでは私どもとしては然るべきかなと」

祭実行委員会では、全ての運行団体を対象に役割を明確化させるほか、アンガーマネージメントの講習会を開いて暴力行為の根絶に取り組んでいく方針です。