ここからは台風7号の動きやお盆期間の青森県内の天気について、気象予報士の吉田さんに解説してもらいます。

(吉田篤 気象予報士)
台風7号の今回の特徴は、まず、勢力衰えることなく北上している。高い海水温を進んでいますがから勢力を強めながら北上しています。そして、動きがゆっくりです。
現在940ヘクトパスカルとかなり発達しているんですが、ゆっくりと北へ進んでいるという状況。



さらにこの台風ですけども予報円の真ん中を通って行ったり予報円の中に入るとすれば、このまま月曜日に西日本、東日本に接近上陸し、その後日本海へ進むとみられています。

では台風の動き、今現在気象庁が予想している時点の見ていきましょう。最新の見ていきますとこのようにですね、中心付近がだんだんと近づいてきてる様子がわかります。

青森県には近づくことなく、青森県は、むしろこの東風の吹き付けであったり、潜在的な前線の雨雲でしょうか?それが東風に乗ってかかるという状況で太平洋側を中心に雨が降りやすいという状況です。

火曜日の午後3時になりますと西日本方面に接近上陸する可能性があり、その後、北上を続けていきます。

続けて日本海に入って北へ進んでいくという状況。そこで青森県はどうなってるかといいますとやはり東風の吹き付け伴いまして、特に太平洋側の方でちょっと雨が残ってるという状況になっています。

ということで、今のところですねこのお盆期間中というのは、台風の直接の影響は受けないという状況になっています。

むしろ湿った東風であったり潜在的な前線の雨雲が東風に乗って流れ込むということですから、特に下北、三八上北を中心に雨の降りやすい天気が続くという状況です。

そして強い東風、沿岸部では高波にも注意が必要ですし、長い期間雨が降れば大雨災害に繋がるような降り方をする可能性がありますので注意が必要。

あとはですね台風7号ですけども日本海を北上していくときにですね、予報円の一番右側を通ったりすると、日本列島を縦断する可能性もありますので、一応台風7号の動きにも注意が必要です。以上です。