恵方巻。2023年は、エコを考慮したものや個性光る商品が登場し進化しています。

青森県内で37店舗を展開する食品スーパーのユニバースでは特設コーナーに並ぶ恵方巻は約10種類で、定番の海鮮太巻きに加え今年は韓国風海苔巻き「キンパ」が初登場しました。さらに、例年と違うのは…。

※小野寺紀帆キャスター「今回新たに全種類のハーフサイズが登場しました。1本は食べきれないという人や様々な種類を食べたい人にぴったりです」

ハーフサイズを考案した理由、その一つが恵方巻の値上げです。卵や刺身の仕入れ価格の高騰に伴い、恵方巻の値段も5パーセント上げたため、より手頃に楽しんでもらおうと企画しました。
そして、もう一つの理由が、例年、節分が終わると全国で問題となっていた食品ロスの削減です。今年は、ハーフサイズのほかに予約限定の商品を4種類販売するなど環境へ配慮しながら満足度を上げられる商品展開に力を入れています。

※ユニバース 溝江慎伍さん「あすは夕方以降に商品の売れ行きが変わってくると思いますので商品の過剰な店舗は不足の店舗へ商品振り替えをして廃棄をなくすように取り組んでいます」

このほかにも、節分にちなんで見た目から個性光る商品も登場しています。

階上特産のそば粉を使ったランチセットが人気のフォレストピア階上では、通常のおにぎり・いなりずしに加えて2月5日までの期間限定で恵方巻を選べるようになりました。


さらにもう一工夫、デザートのジェラートは「鬼に金棒!」ということわざにあやかり、金棒ビスケットがついてきます。

※小野寺キャスター「サクサクのチョコビスケットがなめらかで濃厚な黒ゴマきなこにぴったり。福を呼び込めそうです」

肝心の恵方巻も食べごたえ抜群で、評判は上々だといいます。
※フォレストピア階上 清水頭歩(しみずがしら・あゆむ)さん「七福神にちなんで縁起を担いで(恵方巻の具材を)7種類入れさせていただきました。ぜひいらした方は食べていただいて一年健康に過ごしてもらえたら」

年々、バラエティー豊かになる恵方巻。みなさんも、この一年の幸せを願いつつお気に入りの一品を頬張ってみてはいかがでしょうか。

※キャスター
どの商品も美味しそうで、ユニークでしたね。東北地方の傾向として、海の恵みが豊かなためか具材は海鮮が人気となっているそうです。また、ユニバースでは1本2000円を超える豪華な恵方巻も例年を上回る予約が入っているそうです。恵方巻が年々進化を遂げているのがわかりますね。