アフリカ東部のソマリア沖やアデン湾の海賊対処のために派遣される海上自衛隊の航空部隊が30日、八戸航空基地(青森県)を出発しました。
派遣されるのは海上自衛隊八戸航空基地第2航空隊所属の隊員約60人です。30日は第一陣として29人が哨戒機P‐3Cに乗り込み、家族や隊員が見送る中、飛び立ちました。年間2万隻の船舶が往来するアデン湾で上空から海賊の監視活動などを行う予定です。
第2航空隊司令坪倉大吾(つぼくらだいご)1等海佐
「派遣隊員一丸となってこれまでの訓練や準備の成果を発揮し、全員元気に八戸に戻ってきてほしい」
残りの隊員は31日、民間機で仙台空港から出発する予定で、約3か月にわたって、任務にあたります。












