青森県は昨年度、野生鳥獣による農作物被害が面積・金額ともに過去10年で最悪だったと発表しました。特に「イノシシ」と「クマ」による被害が深刻です。
県がまとめた昨年度の野生鳥獣による農作物被害は、面積が102ヘクタール(前年度の5.5倍)、金額が1億5347万円(前年度の2.4倍)でした。
いずれも前年を大きく上回り、過去10年でも最悪だということです。
なかでも、イノシシとクマによる被害が深刻で、イノシシは被害面積で県南のナガイモ畑を中心に約40ヘクタールと最も大きな影響を与えたほか、金額面ではツキノワグマによる被害が5281万円と最大で、それぞれの被害は、いまの調査方法になった2007年以降で最悪です。
県農林水産部 相馬宏伊 次長
「生産者の生産意欲が低下しないか心配しています。そのため県としても、市町村と連携しながらこれから対策を強化して、被害を軽減させていきたいと考えております」
県は、野生鳥獣被害を減らすために市町村と連携し、モデル集落を設置した生息環境管理や多くの個体の捕獲を目指し、ネット式の「囲いわな」の設置など取り組みを進めています。
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