八戸市が整備した八戸三社大祭の山車制作展示施設で地盤沈下が確認されました。10センチ以上の段差ができ、なかには山車(だし)の一部を削る苦渋の決断をした団体もあります。
八戸三社大祭の開幕が迫る中、八戸市柏崎の山車制作展示施設では6つの団体が急ピッチで制作しています。こちらの施設の周辺では地盤沈下が著しく、地表面が本来の場所から大きくへこみ、段差ができているのが分かります。
※レポート 倉島彩能記者
「施設の地盤は本来であれば、こちらの白い線の高さとなっていますが、地盤の沈下によりおよそ10センチほど下がっているのが確認できます」
地盤沈下の大きさは10センチ以上で、穴が開いた部分もあります。
この場所は八戸市が2024年に整備しましたが去年も地盤沈下が起きていて、一部の施設については市がアスファルトで段差を埋めました。
ただ、今年は6棟すべてで段差が確認され、アスファルトや鉄板で応急措置がされました。
ただ、十一日町龍組は段差で山車が引っかかり外に出せなくなったため、山車の一部を削るという苦渋の決断をしました。
※レポート 倉島彩能記者
「本来であれば赤い飾りが続く予定でしたが、段差に山車がぶつかることから、飾りを取り外し、削ったということです」
※十一日町龍組 制作責任者 石橋元平さん
「よく見えるようにデザインして作った部分もあったので、そこをカットするのは正直心苦しいところもあったが、出さないと制作できないので今回は仕方がない」
この場所は旧柏崎小学校の跡地で、もともと軟弱な地盤として知られていました。実際に地盤沈下が相次ぐなか、山車組からは早急な対応を求める声が上っています。
※十一日町龍組 制作責任者 石橋元平さん
「どのくらい年々下がっていくのかわからないし、もとからここは地盤の問題があるとわかっていたが、カットするのも限界があるので早めに対処していただいてやっていければ」
各山車組は不安を抱えながら、三社大祭の開幕に向けて制作に打ち込んでいます。












