青森県内で再び起きた「震度6強」の地震。法面が大きく崩れ、建物には“被害の爪あと”が残されています。
鉄道は運休が相次ぎ、学校は休校。県民生活に大きな影響が及んでいます。
25日朝に起きた岩手県沖を震源とする地震で、青森県内では階上町で震度6強、八戸市で震度6弱を観測しました。

25日午後2時時点までに9人がけがをして、八戸市ではビルの建物被害や法面が崩れる被害が相次いで確認されるなど、“被害の爪あと”が残っています。
震度6弱を観測した、八戸市の「南郷生鮮市場ヤマザキ」の店内の様子です。非常に強い揺れで、商品が散乱しています。
気象庁によりますと、震源の深さは約44キロ、地震の規模を示すマグニチュードは7.2と推定されています。
この地震で、県内では広い範囲で揺れを観測しました。
八戸市の高校生
「地震のときは電車の中にいて、でも横揺れがとにかくすごくて、いきなり強い地震がごとごとごとと…」
八戸市の高校生
「(バスの中は)20人くらいいたのでは」
Q.乗客の皆さんの様子は?
「けっこう騒いでいました。この間よりも強かったので…」
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TBC東北放送 中村洋輝
「大ホールの天井は、けさの地震の影響で一部が剥がれ落ち、床に落下してしまっています」
震度6強を観測した階上町では、天井の壁が2mほど剥がれ落ちるなどの被害がありました。
2025年12月の地震から半年。八戸市は再び災禍に見舞われました。
市川麻耶 キャスター
「こちらのビルでは水漏れが発生していて、床は水浸しになっています。最上階の4階から1階まで続いています」
日本酒BAR 粋 菊地敏典 代表
「上に飾っていたビン…。チェーンをかけていたんですが、そこから落ちて、グラスも倒れている。またきたか…。うん…。営業できるのか心配ですね」
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鳴海秀都 記者
「こちらフットサルアリーナ八戸です。地震が起きたあと、天井の一部が剥がれ落ち、中がむき出しの状態になっています」
こちらは2025年12月にも被害を受けて、修復したばかりでしたが、大きく剥がれ落ちた天井や外壁が揺れの強さを物語っています。
また、被害は住宅街でも…。
今野七海 記者
「八戸市、陸奥湊駅向かいのこちらの住宅は、地震の影響で土留めが崩れ、土砂が下まで流れ落ちています」
市内の商業施設ができる予定の土地では、家の土留めが崩落。“被害の爪あと”が色濃く残っています。
青森県の25日午後2時現在のまとめでは、八戸市や階上町で合わせて9人がけがをしました。
また、建物被害は住宅を含めて116件に上るなど、県民生活に大きな影響が出ています。
今回の地震について気象庁は、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表しないと説明しました。一方で今後1週間程度、震度6強程度の地震に注意するよう呼びかけています。
今回の地震では、階上町で震度6強、八戸市で震度6弱、三戸町で震度5強など県内の広い範囲で揺れを観測しました。
気象庁は25日午前の会見で「北海道・三陸沖後発地震注意情報」は発表しないものの、今後1週間ほど、震度6強程度の地震に注意するよう呼びかけています。
気象庁 海老田綾貴 地震津波監視課長
「今後1週間程度、震度6強程度の地震に注意をしてください。精査しました結果、北海道・三陸沖後発地震注意情報の発表基準に至らないということで、北海道・三陸沖後発地震注意情報の発表はありません」
また、宮下知事は、今後の天候も考慮した避難行動をとるよう呼びかけました。
青森県 宮下宗一郎 知事
「地震で地盤が緩くなっている場所、建物が弱くなっている可能性もありますので、今後の気象情報にはくれぐれも注意をしていただきたいと思います。正確な情報に基づいて、安全を最優先に行動していただけるようお願い申し上げます」
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