泥沼の様相を呈している町と反対派の対立。溝は果たして埋まるのでしょうか?
統合小学校の改修予算案が通らない青森県板柳町では、14日に4度目の臨時会が開かれました。
ただ、議案は再び否決され、葛西健人 町長(※葛の字の中は「ヒ」が正式表記)は、自身への不信任決議案も受け止める考えを示しました。
小学校の改修に反対する議員全員が欠席した住民説明会から3日。
板柳町議会では14日、4度目の臨時会が開かれ、葛西町長が改修関連の予算案を再び提出しました。
統合小学校を巡っては、2024年の住民投票で改修が新築を上回りましたが、3月の議会では学校の改修費用の予算案が野党議員らの反対で通らず、その後、3度開いた臨時会でも否決されていました。
14日は、改修に反対する野党会派の葛西幸男 議員が初めて反対討論を行い、予算額を変えず、一切歩み寄らない町を批判したうえで、住民説明会に参加しなかった理由を述べました。
板柳町議会 公正会会派 葛西幸男 議員(※葛の字の中は「ヒ」が正式表記)
「与党諸君による反対議員の吊るし上げや悪役に仕立てている無意味な政治ショーになることがわかっていたから、我々は欠席したものであって、批判される筋合いはありません」
なお、採決は賛成5、反対6の反対多数で14日も否決され、関連費用の否決はこれで5度目となりました。
傍聴していた町民からは…。
町民
「(反対議員が)吊るし上げになるから説明会に参加しなかったという言い分であれば、反対派の方々だけでもいいので説明会をぜひやってほしい」
町民
「議論がこれ以上進まないような状況になっていますので、議会の解散とか最終的には考えていったほうがいいのかなと」
埋まらない両者の溝に葛西町長は…。
板柳町 葛西健人 町長
「反対討論の中で、私のことを非常に責めて、町長に責任があるんだと。そうなのであれば、私に対する不信任決議案とか提出していただきたい。出していただければ、私は受け止めますよ」
統合小学校は2年後に開校予定で、町民からは工事の遅れや影響を危惧する声が上がっています。
葛西町長は、反対議員の理解が得られるまで説明を続ける方針ですが、終着点は依然として見えない状況です。
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