僻地の医師不足対策の一環として、三戸中央病院で弘前大学医学部附属病院によるオンライン診療支援が13日から本格運用されました。青森県内でのシステム導入は3例目で、オンラインによる地域医療の維持強化へ期待がかかります。
県内では医師不足や地域ごとの医師の偏りが深刻化していて、三戸中央病院では現状、14の診療科のうち11の科で非常勤の専門医が週1回程度、診察を行っています。
こうした課題を解消しようと導入したのが、病院間をつなぎ、専門医のアドバイスを受けられるオンライン診療支援システムです。
医師不足地域への対応と診療の質の向上のため、弘前大学が開発したシステムで、13日は三戸中央病院の葛西智徳 院長と弘前大学大学院の専門医らが泌尿器科の人工透析患者のカルテなどをリアルタイムで共有しながら、治療方針などを確認しました。
三戸中央病院 葛西智徳 院長
※葛の中は「ヒ」です。
「直接顔を見ながらアドバイスをいただけるのは、大変現場としてはありがたい。ツールを利用して、田舎でも遜色のない医療が提供できるようにつなげていくことが、とても大切だと思う」
人口10万人あたりの医師の数・医師の偏りを示す指標がともに全国下位の県内で、地域医療を補完するための役割として期待がかかるこのオンラインの診療支援システム。
県内では、すでにむつ総合病院や青森労災病院で導入されていて、三戸中央病院は3例目です。
病院では今後、ほかの科での導入を進め、地域医療の確保につなげたいとしています。
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