今年8月の記録的な大雨で甚大な被害を受けた青森県鰺ヶ沢町を復興の願いが込められたイルミネーションが彩り、町の人や訪れた人たちに元気を与えています。

JR鯵ヶ沢駅周辺に飾られたイルミネーション。駅へとつながる街路樹は約2万個のLED電球で鮮やかに彩られています。

また、駅前広場には、7000個が灯され、高さ10メートルのツリーが光り輝いています。


このイルミネーションは新型コロナの感染拡大で疲弊した街ににぎわいを取り戻したいと2年前から駅周辺と中村川の下流にある舞戸橋(まいとばし)の辺りで行われていましたが、中村川の下流で護岸が崩壊したため今年は、駅周辺だけとなりました。

駅前広場のモニュメントには、大雨被害からの復興の願いが込められています。
今年は、12月2日から点灯されていて、12月5日も夕方になると地元の親子などが訪れ、ゆっくり眺めたり、写真に収めたりして幻想的な世界を楽しんでいました。
※町民は「きれい!赤と緑がきれい!」「今年、緑とピンクなので、また色が変わって楽しみが増えました。」「(大雨が)大変でした。まだちゃんと(復旧)してない。ご飯前だけどもちょっと見てこようと出てきた。」

鰺ヶ沢町のイルミネーションは2023年1月31日までの期間中、毎日午後4時30分から午後9時まで点灯されます。
