レスリングの元日本代表でロンドン五輪で金メダルを獲得した八戸市出身の小原日登美さんが18日に亡くなったことが分かりました。44歳でした。
小原日登美さんは八戸工大一高校から中京女子大学に進み、その後は自衛隊体育学校に所属していました。アテネ・北京の2度の五輪は代表選考の試合で吉田沙保里選手に敗れ一度は引退しましたが、2010年に階級を48キロ級に下げて現役に復帰。初出場の2012年のロンドン五輪では悲願の金メダルを獲得しました。
五輪後には県民栄誉賞や八戸市民栄誉賞も受賞しました。
引退後は競技の普及活動に取り組みことしからは女子日本代表のコーチを務め、後進の育成に力を注いでいました。
所属先は、遺族への配慮などから死因も含め、詳細については「差し控える」としています。