青森県八戸市などを拠点とするアイスホッケーチーム「東北フリーブレイズ」が、新たな形の合同就職説明会を開催しました。対象となるのは「体育会系の大学生」です。

今回初めて開かれた合同就職説明会は、大学生の参加条件を大学が公認する「運動部」に所属する学生としていて、25日はオンラインでの参加を含めて県内外から25人が参加しました。

バスケットボール部の学生
「バスケットボールです。小学校から続けています。やったことがない仕事がいっぱいあると思いますが、何事にも挑戦するというところで、部活で培ってきたことは生かせると思う」

ラグビー部の学生
「部活動をやっていて、会社説明会を受ける機会がないので、このような機会でたくさんの企業を知ることができてよかった」

今回は、東北フリーブレイズが地域貢献活動の一環でアスリートの就職支援に取り組む企業とともに就職説明会を初めて開催。チームのスポンサー企業など県内外から6社を招き、学生と企業をつなげます。

企業側が「体育会系の学生」に狙いを定める理由は?

川本製作所 担当者
「体育会系の学生は基本的にすごく元気があって、忍耐力とか、ひとつのことをずっと続けてきたので、当社は長く働く方が非常に多いので、非常にマッチするのではと思い、きょう来ました」

ダンロップタイヤ 東北カンパニー 担当者
「スポーツで相手と競うことを常にされていて、そういう環境に慣れている学生が多いので、当社の職種とマッチするなと考えています」

売り手市場のなか「学生と企業」双方が求めるニーズを理解するため、東北フリーブレイズでは、こうした対象を限定した就職説明会を今後も開いていきたいとしています。