保育士や幼稚園教諭を目指す青森市の短大生が野外実習でスノーボードを体験しました。実習の狙いは「できない悔しさ」などを学ぶことです。

スノーボード実習に参加したのは、青森中央短期大学の幼児保育学科で学ぶ2年生37人です。11年目を迎えたこの実習の狙いは「できない悔しさ」や「できたうれしさ」を体験してもらうことです。

大学によりますと、学生のうち8割以上がスノーボードをするのは初めてで3日は学生たちが止まり方や転び方のレクチャーを受けた後、慎重に斜面を滑り、慣れないスノーボードに苦戦していました。

青森中央短期大学 幼児保育学科2年葛西彩乃さん
「助けて。足が固定されているので身動きが取れません」

青森中央短期大学 幼児保育学科2年久保聖華さん
「思ったよりできて楽しかったです」

青森中央短期大学 幼児保育学科2年 賀村梨依茉さん
「自分も初めてのスノーボードを体験することによって、子どもが新しいことを始めるときの子どもの気持ちが分かりやすくなりました」

大学側は今回の経験を幼児保育の現場に出た際にもいかしてほしいとしています。