「マイナ保険証」を巡って再びトラブルです。青森県中泊町は、町民722人の国民健康保険の負担割合を誤って登録していたことと明らかにしました。

中泊町によりますと、12月2日に同じシステムを使っている六戸町で国民健康保険の負担割合が違う不具合が確認されたことを受け、中泊町がデータを確認したところ、同様の不具合が判明しました。

誤った情報は、本来2割負担の718人分、本来10割負担の4人分がいずれも3割負担で登録されていたということです。

原因について、町は「マイナ保険証」への移行作業の際に、委託業者が処理工程を誤ったためで、すでに4日にデータが修正されていることが確認されています。

2日~4日の間で町民が誤った負担割合で、医療費を支払った可能性があり今後、受診記録が公開される2025年2月以降に、影響を受けた町民に個別に通知し、負担金の還付や納付を行う予定としています。