岸田総理は、6日、新型コロナ対策について、感染者の療養期間を短縮する方針を表明しました。現在は、症状がある人は原則10日、症状がない人は7日ですが、症状がある人は7日にない人は5日に短縮の方針です。これを街の皆さんはどう捉えているのか取材しました。
6日岸田総理が示した新型コロナに感染した人の自宅などでの療養期間を短縮する方針。これについて街の人は。
※県民は
「(コロナが)そんなに怖くなくなってきたから、症状も軽くなったし、いいんじゃないですか」「統計で見ての判断だと思うんですけど、個人差があると思うので、7日間はどうなのかな」「短い期間で休んでそのあと(外に)出てきてほかの人に移したりしないかが一番心配」
歓迎する声、心配する声、賛否が分かれています。8月からの感染拡大によって県内では、出勤できない人が増えて県立中央病院がすべての診療科で不急の入院を制限しているほか、一時、スーパーが営業時間が短縮したり、八戸市営バスが減便したりと、医療提供体制にも業務にも大きな影響が生じています。こうした状況を打開するために、療養期間の短縮に理解を示す人もいます。
※県民は
「働き手が少ない、でも仕事量は変わらないという感じ」「経済を回さないといけないし会社も回らないとだめなので仕方ないというか、いろいろやってみないとわからないと思うので」
また政府は、症状が軽くなってから24時間が経過している、または症状がない場合は療養期間であっても必要最低限の買い物に限定して外出を認める案も検討しています。岸田総理は、今週中に専門家による議論を経て、決定する方針です。