インターネット通販大手のアマゾンが青森県内に独自の配送拠点を設置し、ネット通販の利便性を向上させています。
アマゾンのデリバリーステーションは今年、青森市浪岡と八戸市に設置され、29日センターの内部が報道関係者に公開されました。アマゾンで注文した商品は、これまで関東地方の物流センターなどから配送業者を介して発送されていましたが、青森県内にデリバリーステーションが設置されたことで、アマゾンが直接商品を届け、配送時間が短縮されました。対象となるのは弘前市や五所川原市などの津軽地域と、八戸市圏域の一部で、この地域では自宅にいなくても指定した場所に届けられる置き配サービスや、一部の商品の翌日配送が利用できるようになります。
※アマゾンジャパン リージョナルディレクター 道上淳之介さん
「業界でオンラインショッピングのシェアがまだ8%から9%くらいにすぎない、この分野はまだまだ拡大するであろうと。日本全国地域によってムラがあるのを避けるためにどの地域でも提供したい」
ただ青森市では現在、浪岡地区以外でこのサービスが利用できず、アマゾンの担当者は今後さらにサービスを充実化させたいとしています。