青森県東北町の放牧場から28日に逃げ出した牛2頭が29日、放牧場の外で見つかり捕獲されました。放牧場の柵や電熱線に異常はなく、牛は高さ約1mの柵を飛び越えたと見られていて、町は対策を強化する方針です。

中澤美寿妃記者
「東北町のソーラーパネル建設現場です。こちらで牛が見つかったということです」

放牧場から逃げ出した牛が見つかった現場。周辺の道路脇の草むらには、牛がつけたと見られる足跡が複数見つかっていて、歩き回っていたことがわかります。

通報した人は
「ここを歩いて行って、このへんもへこんでいる所が全部足跡で…」

牛が逃げ出したのは、東北町の町営道ノ下共同放牧場です。28日、体長約2mある3歳と6歳の黒毛のメス2頭の行方がわからなくなっていることに監視員が気が付きました。

町が防災無線で注意を呼びかけたところ、放牧場の敷地外で目撃情報が寄せられ、29日午前8時50分頃と午前10時頃に1頭ずつ、職員が捕獲したということです。

このうち、2頭目が見つかったのは放牧場から1kmほど離れた建設現場で、作業員が牛を見つけました。

牛を発見した人
「おとなしくて、そこに立ちすくんでいるような状態だった。全然怖がらないし、こっちも怖いと思わない。ただ、名前が『はなちゃん』って名前で、ここに(頭の部分に)『はな』って書いてあったから、『はなちゃん、はなちゃん』って呼んだ」

今回、捕獲された牛2頭が放牧場を利用するのは2024年が初めてで、5月25日に放牧されて3日後に逃げ出したと見られています。

これまでのところ、放牧場の柵や電熱線に異常はなく、牛は高さ約1mの柵を飛び越えたと見られていて、町は今後、監視を始め対策を強化する方針です。