青森県七戸町の私有地で男性の遺体が見つかり、元会社役員の男ら3人が殺人の疑いで逮捕された事件で、男らは遺体を一度埋めたあとで、町内の別の場所に埋め直したことが分かりました。

殺人の疑いで逮捕されたのは、いずれも七戸町の十枝内伸一郎容疑者と竹内洋容疑者、それに六戸町の原子豊容疑者です。警察によりますと3人は、2024年1月7日から2月2日ごろまでの間、七戸町のトラック運転手だった谷名幸児さんを両手両足が縛られた状態で樹脂製容器に入れてフタを固定し、町内の私有地にあるコンテナに放置し、その後、土の中に容器ごと埋めて殺害した疑いが持たれています。

これまでの警察への取材でコンテナに放置された後で埋められた場所と、谷名さんの遺体が見つかった場所は異なっていて、十枝内容疑者らが遺体を1度掘り起こし、別の場所に移したことが分かりました。

警察は3人の身柄を検察庁に送り、犯行の経緯などについて調べを進める方針です。