リンゴの病害虫「モモシンクイガ」の被害防止に効果が期待されている「交信撹乱剤」の設置実演会が14日、青森県弘前市で開かれました。
弘前市りんご公園で開かれた実演会には、リンゴ生産農家や関係者約60人が集まりました。
モモシンクイガは、リンゴの実に入って食害を及ぼす病害虫で、県では対策のために今年度から交信撹乱剤の購入を促し、費用を助成しています。
14日は、参加者が指導員からモモクイシンガの交尾を阻害する効果がある合成のフェロモンが入った交信撹乱剤の設置方法を学んでいました。
リンゴの生産農家は
「簡単です。これだったらできそうだし、虫がいま大変なんで、みんなで声をかけてやりたい。収穫の時がっかりするんで、できることは今のうちにやって、これでだめだったらしょうがないかな」
モモシンクイガの食害が主要な輸出先の台湾で発見されると、輸出停止に直結する恐れがあることから、県は警戒を強めています。
県農林水産部りんご果樹課 越後浩一課長代理
「交信攪乱剤は、設置して5か月間安定的に病害虫の密度を下げる効果が期待されるので、それに殺虫剤を組み合わせることで、高温年でも果実の被害を防げる」
県では、県内のリンゴ園全体の半分にあたる1万ヘクタールでの交信撹乱剤の設置を目標にしています。












