青森県立郷土館に収蔵されてきたアオモリゾウの牙の化石が、県内では初めての発見となる「カイギュウの肋骨」だったことがわかりました。
カイギュウの肋骨と判明した化石は、直径約6cm、長さ14cmで重さは520gの化石で、これまではアオモリゾウの牙とされてきました。
カイギュウは「ジュゴン」や「マナティー」が、その仲間として知られる草食性の哺乳類動物です。
9日の会見で、島口 天(しまぐち・たかし)副館長は、数年前から牙の化石とすることに違和感を覚えていたとし、1月から国立科学博物館などの協力を得て「カイギュウの肋骨」と判明したと明かしました。
その有力な証拠となったのが「形」と「穴の有無」です。
牙は円形で、中央に神経などが通る穴がありますが、カイギュウの肋骨は、楕円形で穴がありません。
青森県立郷土館 島口 天副館長
「県内でカイギュウの化石が確認されていなかったので、ついに出たかという感じでした」
化石は77年前、深浦町の約300万年前の地層から見つかったもので、その組織から体長7m程の未成熟のカイギュウとみられています。
郷土館では2024年秋までに現地で調査を行う予定です。












