雛祭りと端午の節句にちなんだ企画展「雛と兜」が、青森県弘前市立で開かれています。
弘前市立博物館で開かれている「雛と兜」は江戸時代から昭和までのひな人形やひな道具のほか、勇壮な甲冑など、約340点が展示されています。
第一会場には、幕末から明治期に製作された弘前市内の商家に伝わる「押絵雛」や、江戸時代に制作された「享保雛」など時代や地域によってのデザインを楽しむことができます。
また、第二会場に展示されている甲冑「色々威胴丸大袖兜付」は、江戸時代に活躍した弘前藩の家老・大道寺順正が特注したもので兜には味方を判断するための津軽藩特有の半月が用いられています。
弘前市立博物館 三國良一学芸員
「是非子連れとかでお越しになって、女の子のお祭りであった、ひな人形と男の子のお祭りであった端午の節句の、いろいろな展示品を目で楽しんでいただければ」
「雛と兜」は、弘前市博物館で5月6日まで開かれています。












