青森県むつ市川内町の畑(はた)集落に、古くから受け継がれているマタギ文化を紹介する展示会が、むつ市で開かれていて、猟で使われた道具など貴重な資料の数々が展示されています。

会場の「むつ市海と森ふれあい体験館」には、マタギ文化が代々受け継がれてきているむつ市川内町の畑集落の人たちが、猟で使っていた長さが2mを超える「やり」のほか、クマを仕留めた際に行う儀式で使われる紙で作られた飾りなど約60点が展示されています。

なかには、藩政時代に南部藩が畑地区のマタギに銃の所持を認めた鑑札と呼ばれる許可証や当時、万病に効く高級品として南部藩へ献上していた「熊の胆」などといった貴重な資料も並んでいます。

むつ市海と森ふれあい体験館 山田菜生子さん
「門外不出と言われた南部藩からの鉄砲の許可証であったりとか貴重な資料をお貸しして頂いているので、そのあたりをぜひ見てもらえたらと思います」

この展示会は、3月16日まで開かれていて、最終日には畑集落で伝統的な狩猟方法を受け継ぐ最後のマタギを招いた座談会も開かれます。