6コース中1コースしかオープンできず

例年この時期は、75センチほどの積雪がありますが、今シーズンは暖冬の影響で、14日現在15センチと、例年のおよそ5分の1になっています。

ホテルリステル猪苗代・月井英美総支配人「これだけ雪がないと、通常の営業収入が入らないので、スキー場の経営としては非常に厳しいと思いますね」

例年にない“暖冬”と“雪不足”。スキー場では、人工降雪機を使いゲレンデを維持していますが、今シーズンは全6コースのうち、1つのコースしかオープンできていません。また、2基あるリフトも1基しか稼働しておらず、リフトチケットの収入は、およそ半分になっているといいます。

月井英美総支配人「春商品を早く売り出して集客をかけていく手法に変わっていますね」

暖冬を受け、こちらの施設では、サクラの時期に行われるイベントを例年より早く開催する予定で、春の集客に力を入れていくということです。