インドネシアで大統領選挙が行われ、今の政権の路線を継承する国防相が当選を確実にしたと現地メディアが報じました。
有権者が2億人を超え、「世界最大の直接選挙」とも言われるインドネシア大統領選は、きのう投開票が行われました。
現地メディアが報じた非公式の集計によると、3候補のうち現在のジョコ政権で国防相を務めるプラボウォ氏の得票率が5割を超え、当選を確実にしたということです。本人は勝利を宣言しています。
プラボウォ氏は、3選を禁じる憲法の規定で出馬できなかったジョコ大統領の路線継承を掲げ、経済成長を重視する政策で支持を拡大。副大統領候補にはジョコ氏の長男を据えています。
ただ、過去に民主活動家への人権侵害疑惑などがあり、強権化を懸念する声もあります。
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