災害などが発生した時、市と民間企業が協力します。山口市のファーストリテイリング・本社で14日、ヘリコプターの離着陸訓練がありました。

ヘリコプターが降り立ったのは、ユニクロやジーユーなどを展開するファーストリテイリング本社のグラウンドです。緊急時、人命救助などを行うヘリコプターの離着陸場として使うため、手順や騒音レベルの確認が行われました。

山口市に本社を置くファーストリテイリングは1月、地域防災や次世代育成など5つの項目で協力すると定めた包括連携協定を、山口市と結びました。災害時は本社施設を避難場所として使えるようにするほか、ファーストリテイリングで販売している下着などの衣類を提供するとしています。

福満まい記者
「テレビやベッドなどを備えた部屋、ふだんは社員の宿泊棟として使われていますが、災害時は被災者のために開放されます」

出張者が利用するお風呂やトイレなどもある宿泊棟や、冷暖房を完備した体育館は、災害時避難所に。日ごろ社員が利用している食堂は、炊き出しの場所として活用します。

ファーストリテイリング 山口本社責任者 大苫直樹グループ執行役員
「ファーストリテイリングという会社が山口から出ているということをぜひ、山口県の若い方々とか子どもたちにも改めて知っていただきたい。私たちから積極的に社会で提供できるものとか、一緒にできることがあればしていこうということで」

ファーストリテイリングでは今後、同じような協定を創業地である宇部市とも結びたいとしています。