アメリカ議会上院は与野党の対立で宙に浮いていたウクライナ支援を含む緊急予算案を可決しました。ただ、下院での可決の見通しは立っていません。

アメリカ議会上院は13日、ウクライナへの軍事支援を含む総額950億ドルあまりの緊急予算案を賛成多数で可決しました。

アメリカでは追加の支援予算が議会で承認されず、去年の年末に財源が枯渇して新たな支援ができなくなっています。

バイデン大統領
「ウクライナを支援できなければ、歴史に汚名を残すことになるだろう」

野党・共和党が多数を占める下院では成立の見通しは立っておらず、バイデン大統領はこのように訴え、下院での可決を強く求めました。