ウソの電話を信じて山梨県の甲斐市と北杜市に住む高齢の女性がキャッシュカードと現金あわせて500万円をだまし取られました。

山梨県警本部


警察によりますと今月13日、甲斐市の80代の女性の家に市役所職員をかたる男から「保険金の払い戻しがある」と電話があり、その後、この家に金融機関の職員をかたる男が現れました。

男は被害者に「このキャッシュカードは使うことができず作り変える必要がある」と話してカードを預かり暗証番号も聞き出したということです。

その後、金融機関から不自然な払い出しがあると連絡があり詐欺に気付きました。

引き出された現金は400万円ということです。

一方、北杜市の80代の女性の家には今月15日、知人をかたる男から「仕事の関係の支払いで100万円貸して欲しい」と電話がありました。

話を信じた女性は自宅に来た部下を名乗る男に現金100万円が入った封筒を手渡し、その後連絡が取れなくなって詐欺と気付きました。