自民党は派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金事件を受けて実施したアンケートで、85人に政治資金収支報告書への不記載があったと公表しました。

アンケートは、自民党に所属する現職の国会議員374人と選挙区の支部長を務める元職の議員ら10人の合わせて384人に実施され、党はこのうち、85人に政治資金収支報告書への不記載があったと公表しました。

森山総務会長は新たにヒアリング対象になる人はいなかったとした上で、お金の使い道など、アンケート調査とは別に行っている聞き取り調査の結果については「今週中には公表できるよう努力を続ける」と述べました。