今月22日に愛知県稲沢市で行われる天下の奇祭「国府宮(こうのみや)はだか祭」。その主役となる神男(しんおとこ)の選定式が11日に行われました。


稲沢市の国府宮の楼門(ろうもん)の前に建てられた標柱(しめばしら)。祭における初めての神事が11日行われました。
天下の奇祭=「国府宮はだか祭」は、神男に触れ厄を落とそうと、下帯姿の男たちが激しい「もみ合い」を繰り広げることで知られています。ことしは参加する人の数の制限も撤廃されます。さらに、コロナかで実施されたマスク着用の制限もなくなるなど、4年ぶりの通常開催となります。

11日、午前10時から国府宮で行われたのは神男を決める選定式です。ことしの志願者は25歳から50歳までの6人、くじ引きの結果、愛知県長久手市の自営業 大桒佑起(おおくわ・ゆうき)さん37歳に決まりました。
(大桒佑起さん)
「神男になりたいと思って20年目の節目なので、ようやくなれたという気持ち。初めての経験になるので、全くわからないのが正直なところ。先輩方によく聞いて謹んで受けたいと思います」

