立憲民主党県連が質問状を送ったという事ですが、ここで取材にあたりました芹沢記者に詳しく解説してもらいます。

芹沢年延記者:
質問はこちら6つでご覧のような内容です。

小嶋キャスター:
現金1182万円の受け取り経過、自民党を離党するのか、政治責任をどう果たすのかといった項目です。

芹沢記者:
注目したいのはこちら二階派の「繰越金」が1182万円より少なかった事の説明という点です。

どういうことなのか、まずは知事のこれまでの説明と10日の会見後に単独取材に応じた小沢代表の説明をまとめました。

長崎知事(1月20日の会見):
「当方に未だ帰属していないものとの率直な認識がありましたので、その後今日まで別途取り置き保管をしていたものです」

長崎幸太郎知事(1月25日の会見):
「問題となっている資金は私たちは預り金的なものとして認識していたと、すなわち私たち自分たちの資金としては認識していなかったわけです」
「他人様のお金なのでこれは手をつけずに保管をしていたと」

立憲民主党県連 小沢雅仁代表:
「そうであるならば(現金1182万円をだした)元である志帥会(二階派)の収支報告書に(1182万円の)お金が数字上残っていなければ、全く宙に浮いたお金になっていると言わざるを得ません」

小沢代表:
「訂正前の(2020年の政治資金収支報告書の)前年(2019年)の繰越金を確認したところ636万5279円という記載でしたので、知事が言う1182万円以下の繰越金という事はこれはどう考えてもつじつまが合いませんので、預かり金という性格ではなくて簿外のお金という事ですので極めて不透明なお金を知事自身が金庫に保管をしていたと」

芹沢記者:
こちらにまとめました。知事の説明によりますと、2019年の8月に現金1182万円を受け取りました。

芹沢記者:
その後失念して約5年間放置されますが、知事はこの現金について「預り金、他人様のお金」という認識を示しています。

小嶋キャスター:
今回の質問上の中で二階派の繰越金というものがありました、これはどういうものなのでしょうか。

芹沢記者:
まず政治資金収支報告書は去年公開された2022年分から過去3年分しか公開されていませんので、現金の受け渡しがあった2019年の二階派収支報告書は見る事が出来ません。

芹沢記者:
ただ、こちらは2020年分の二階派の報告書を拡大したものです。
「前年からの繰越金」の欄、つまり2019年末にどれだけのお金が二階派に残っていたのかというのは、今回の問題で修正される前は約636万円と記載されていました。

芹沢記者:
そうすると知事の説明ではこの2019年末の時点で知事の金庫に入っていた「他人様のお金」1182万円は二階派がその時点で持っていたとしていた金額636万円よりも多いことになります。

芹沢記者:
知事は「裏金ではない」と説明していますが、立憲民主党県連ではそうだとしても公開されている資料などからこの1182万円は二階派の簿外のお金であって、それを知事が保管していたという事になるのでは?という論点で説明を求めているというわけです。

小嶋キャスター:
この点も踏まえて知事が再度説明をするのか対応が注目されています。