男性(60代)は兵庫県から来て、10日から1人で大山登山中だったということですが、午後、下山中に誤っておよそ100メートル下へ滑落。
動けなくなり、大声で助けを求めていましたが、10日は気付かれず、一夜明けた11日になって、ようやく声が届いたとみられます。

11日は夕方までヘリでの救出などを試みましたが、悪天候などから断念。
夜になってから男性を引き上げ、午後11時頃に頂上避難小屋に収容し、警察や山岳協会ら救助隊とともに避難小屋で一夜を明かしました。

そして12日午後2時過ぎ、スノーボートに乗せられた男性が救助隊とともに登山道入り口まで下山し、その後、救急車で病院へ搬送されました。

男性は肋骨を折っている可能性があるほか、頭部打撲、両手指に凍傷を負っていますが、命に別条はないということです。