先週、フィリピン南部の島で発生した大規模な地滑りでは、これまでに54人の死亡が確認されました。また、63人が依然として行方不明ということです。

フィリピン南部ミンダナオ島のダバオデオロで6日に発生した地滑りでは、多数の鉱山労働者が乗ったバスが巻き込まれたほか、山あいの集落も土砂に飲み込まれました。

AP通信によりますと、これまでに54人が死亡したほか、63人の行方が依然として分かっていないということです。

ミンダナオ島では、熱帯低気圧などの影響で先月から長雨が続いており、土砂崩れなどの被害が相次いでいます。