ウクライナの北東部など複数の地域でロシア軍による攻撃があり、合わせて10人が死亡しました。

北東部ハルキウ州警察によりますと、9日夜にロシア軍がドローンなどで攻撃を行いました。この攻撃で、民家14棟が焼ける大規模な火災が発生するなどし、乳児と4歳、7歳の子ども3人を含む7人が死亡したということです。

ゼレンスキー大統領はSNSで、「ロシアは奪ったすべての命に対し、責任をもたなければならない」と強く批判しました。

この日は隣接するスーミ州にも攻撃があり、州当局は住宅などが被害を受け3人が死亡、4人が負傷したとしています。

また、南部オデーサ州では港湾インフラなどを狙ったドローン攻撃があり、州当局者によると、撃墜で落ちた破片などにより4人が負傷したということです。