■MLBキャンプ(日本時間10日、米アリゾナ州グレンデール)
ドジャースに移籍した山本由伸(25)がメジャー1年目のキャンプ初日を迎えた。この日、キャンプ施設には現地午前7時45分に到着。10時過ぎから室内ケージで壁当て、その後フィールドに移り、22年の開幕投手を務めたウォーカー・ビューラー(29)とキャッチボールをするなど、早速チームメイトと練習開始。
その後、ブルペンへ。ロバーツ監督、フリードマン編成部長、ゴームズGM、プライヤー投手コーチら首脳陣、チームメイトが見守る中、バーンズ捕手に21球を投げ込んだ。14球目以降は左打者のラックスを立たせて、切れ味の良い投球を披露。
打席でボールを間近でみたラックスは「山本は全ての球が安定してました。カーブを含めて4球種を見ましたが、全てストライク。タイミングをとる事が非常に難しいです。なので山本を打つのは難しいです。すぐに結果を出すと思います」と絶賛。
編成部長のフリードマンは、山本の投球に「基礎が出来ている。優れた才能を持っていて、特別な制球力も持った素晴らしい投手です」と太鼓判。「24年シーズン、またその後も山本はドジャースの大事な選手の一員となるので、一緒にどう順応して行くか考えて行きたい」と語った。
ブルペン後は走り込みを行い、その後一度クラブハウスに下がってから再び外に出てきて槍投げを行いメジャーキャンプ初日を終えた。施設への移動の際、大勢の地元ファンから「ヤマモト!サイン」と声をかけられるなど、大谷に負けじと劣らずその注目度の高さが伺えた。














