宮崎市中心部の回遊性向上が期待されます。
JR宮崎駅からデパート前交差点までの高千穂通りでは、にぎわい創出を目指す事業が進められることになっていますが、このうち、オフィスや商業施設が整備されるNTT広島ビルの再開発の工事が始まりました。
(長友幸生記者)
「街を盛り上げようと、さまざまな取り組みが行われている高千穂通りですが、こちらのビルでは、新たに人々が集う場所へと生まれ変わる予定です」
NTT都市開発とNTTアーバンソリューションズは、宮崎市広島にあるNTT広島ビルの一部を、商業施設やオフィスが入る複合施設として再開発します。

再開発は、高千穂通りに面する北棟と、広島通りに面する南棟の2つのビルで進められ、まず、こちらは北棟の完成イメージです。
1階には、市民も利用できるオープンスペースや最大6つの店舗が入るオフィスフロア、そして2階と3階には、市内最大級となるフロア面積およそ1157平方メートルのオフィスフロアが整備される予定です。


北棟の工事は今月2日から始まっています。
(NTT都市開発九州支店 永末浩継開発担当課長)
「北棟につきましては、皆様に親しまれてきた歴史ある局舎の外観を残しながら、市民の皆様が滞留できる空間を設けることにより、高千穂通りの賑わいを生み出していきたいと考ております」

続いて、広島通りに面する南棟の完成イメージです。
建設用コンテナを集めた商業施設となる予定で、来月から工事が始まります。

(NTT都市開発九州支店 永末浩継開発担当課長)
「宮崎市の中心部には様々な魅力ある店舗があります。これらを広く周知することができる溜まり場を設けることで、街中の魅力を発信することに貢献したいと考えております」



NTT広島ビルの南棟は今年の秋、北棟は来年の春に、それぞれ開業予定となっています。














