俳優の藤原紀香さん、高島礼子さん、剛力彩芽さんが怪盗3姉妹を演じる明治座創業150周年ファイナル公演、舞台「メイジ・ザ・キャッツアイ」の初日を終えて、煌びやかな本番衣装のまま取材会に登場しました。

1981年に発表されて以来、人気を博し、時を超えて令和となった今でも愛され続けている「CAT’S♥EYE」。今回の舞台では、明治時代に設定を変え、怪盗キャッツアイの3姉妹が鮮やかな盗みの大一番を披露するオリジナルストーリー。藤原さんが次女の来生瞳、高島さんが長女の来生泪、剛力さんが三女の来生愛を演じます。

初日を終えて藤原さんは”正直、ホっとしました。”と話し始め”みんなで力を合わせてやってきて、何が正解か分からないまま面白いものを作っているって、(演出の)河原さんのもと信じてやってきたけど、さすがにお客さんが入ってみないと分からなかったので、お客さんが笑ってくれて息吹を感じることができた”と笑顔を見せました。

煌びやかな衣装も見どころの本作ですが、藤原さんは”本当に着替えとの勝負”と早替えの苦労を明かし、高島さんは衣装について”「胸開きすぎてませんか?」とか「肩だすんですか?」とか。今まで肩だしの露出の高い衣装を着たことがないので、「すみません、できればもうちょっと上げて」とか。ゴージャスなウィッグも初めて尽くしで、自分じゃないみたいです”と照れていました。

剛力さんは”姉さん2人がとてもセクシーなのでそこには絶対かなわない”とこぼしながら”かわいい要素とかっこいい要素が入っていて愛ちゃんらしくて嬉しい。姉さん見ながら「あぁ、美しい」って思うので、ここを目指そうと思っています”意気込みました。

また、藤原さんの恋人役・内海俊夫を演じる染谷俊之さんは”とっても光栄に思っています。接近するシーンがあるんですが、稽古場で「すごくいい匂いがする」って思わずポロっと出た。生まれて役者になってこんなことがあるんだな”と思わず本音が漏れると藤原さんは大爆笑していました。

最後に藤原さんは”人が人を楽しませるのは本当に大変だなと感じました。お正月明けて、日本全国まだまだ大変な人がいて、でも、エンタメの世界の原点に戻って人が人を楽しませる、目の前のタスクをこなして、少しでも多くの方が笑顔になっていただけるように心を込めて全うしてまいりたいと思います。”と熱く語りました。
【担当:芸能情報ステーション】