
真庭市の中国勝山駅に隣接したうどん店では…。

(勝山小学校3年生)「ネバネバしてる」

勝山地区特産の「やまのいも」銀沫(ぎんしぶき)の消費拡大に向け、まずは地元・勝山の小学生に知ってもらおうという学習会です。

(勝山観光協会物販飲食店部会 宮本茂部会長)「毎年新しい3年生が来てくれるので、その子どもが店に食べに来てくれたり、街で買ったよと聞くと嬉しいです」

銀沫はアクが少ないことからすりおろしたあと時間がたっても変色せず、さらには強い粘り気と独特の風味が特徴です。

2002年から生産が始まりましたが、栽培が難しく流通量が少ないため「幻のやまのいも」とも呼ばれています。


児童たちは生産者らから説明を受けたあと、すりおろした銀沫をダシとまぜあわせて「とろろ」を作り、ご飯やうどんにかけて試食しました。

(勝山小学校3年生)「ネバネバでおいしかった」

「ほかの県の人にも愛される存在になってほしい」

4度目の開催となった銀沫の学習会。特産品の素晴らしさは子どもたちにしっかりと伝わったようです。