毎年、卒園を控えた園児たちが茶道を体験している岩手県北上市のこども園が、6日恒例のお茶会を開きました。

このお茶会は、北上市の認定こども園、専修大学北上幼稚園が毎年行っている恒例行事です。
6日、卒園を間近に控えた年長の園児およそ50人が系列の専大北上高校を訪れ、茶道部の生徒の手ほどきでお茶の作法を学びました。
初めにスイセンの花をモチーフにした茶菓子を上手に切り分けて食べた子どもたち。いよいよ抹茶の登場です。

「右手でお茶碗を時計回りに2回、回してください。そしてら飲んでください」

初めて飲む抹茶の味に子どもたちは…。

「苦ーい」
「おいしい」

長時間の正座に、疲れて足を崩す子もいましたが、園児たちは最後まで立派にやり遂げ、日本の伝統文化を肌で感じていました。