山梨県道志村で村議会解散の賛成・反対を問う住民投票が行われ、「反対」が過半数を占め議会のリコールは成立しませんでした。

道志村は3年前の村長選挙で村長の親族が不正投票に関与した事件を受け、住民団体が村長派が多数を占める村議会の解散を求める署名を集めて提出し、4日に住民投票が行なわれました。

開票の結果、村議会解散に賛成が521票、反対が624票となり、反対が有効投票の過半数を占め、村議会の解散は成立しませんでした。

投票率は84.63%でした。

道志村議会 出羽和平議長:
村民の皆さんが議会解散請求には反対ということで結果には満足している。

道志の未来をつくる会 佐藤光男代表:
これでいいのという解職請求ですが(不成立で)本当に残念です。

住民団体は2024年5月の任期満了に伴って行われる村議会議員選挙に向け、反村長派の候補擁立を急ぐ考えです。