沖縄・宜野湾で春季キャンプを行っているDeNAの東克樹(28)が7日、2回目のブルペンに入った。この日から特別コーチとして指導を行うダイヤモンドバックス・マイナーチームの投手コーチ、アトウェイ・メンドーサ氏(43)らが投球を見守った。

1回目となった4日のブルペンでは自身の予定通り30球を投じたが、この日は40球予定の中、スライダー、チェンジアップなどを交えて48球を投げた。「最初キャッチャーを座らせていたら、自分の感覚とズレがあった。クイック(フォーム)を入れて、変化球を投げ始めて、そこから全体のバランスが良くなったので、今後状態が悪いなと思った時の新たな引き出しが見つかったので1つ収穫があった」と2回目のブルペンを振り返った。

記者から「(メンドーサ氏から)“今すぐメジャーに行けるよ”と声をかけられていた?」と問われると、「何で聞こえているんですか」と苦笑。それでも、「お世辞だと思いますけど、これからも意識を高くやっていきたい」と語り、「ステップ足の位置がいつも一緒で、横の前進運動の時間も長くとれているのでいいねって言われて」と賛辞を贈られたことを明かした。