自民党の麻生副総裁は上川外務大臣を「そんなに美しい方とは言わない」などと言及した発言について、「不適切な点があった」として発言を撤回しました。
自民党 麻生太郎 副総裁
「このおばさん、やるねえと思いながら、この間、ニューヨークで会ったけれど、少なくともそんなに美しい方とは言わんけれども」
麻生氏は先月28日の講演で上川外務大臣の外交手腕を評価した一方、「おばさん」「そんなに美しい方とは言わない」などと容姿や年齢を揶揄した発言をし、批判の声も上がっていました。
上川氏自身は麻生氏の発言について、「どのような声もありがたく受け止めている」と話し、問題視しない考えを示していましたが、麻生氏は2日、「上川大臣の功績を紹介する趣旨であったとは言え、容姿に言及したことなど表現に不適切な点があったことは否めない」「各位からのご指摘を真摯に受け止め、発言を撤回させていただきたい」とコメントを出しました。
麻生氏の発言をめぐり、岸田総理は国会で「性別や立場を問わず、年齢や容姿を揶揄し、相手を不快にさせるような発言をすることを慎むべきであるのは当然のことである」と話しています。
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