宮崎県総合運動公園でキャンプを行う読売ジャイアンツ。
エースに成長した都城市出身の戸郷投手がさらなるレベルアップへ精力的に汗を流しています。

(高橋美苑リポーター)
「4年ぶりのリーグ優勝へ新風を巻き起こせるか!勝負の春季キャンプが始まっています」

今年、球団創立90周年の巨人。
チームのスローガンは伝統ある巨人軍に新しい風を吹き込むという決意を込めた「新風」です。

2年連続リーグ4位からの逆襲へチームを新たに指揮するのが阿部慎之助監督です。

選手たちの練習に熱い視線を送っています。

(読売ジャイアンツ 阿部慎之助監督)
「きつい時ほど笑顔でいてほしい。まずは個人のレベルアップをミーティングで言ったので、まず、そこは徹底してやってほしい。」

チームで2年連続キャプテンを務めるのが岡本和真選手。
昨シーズン、ホームラン王を獲得した主砲はバッティング練習で快音を響かせていました。

また、初日の1日は、大勢投手や菅野智之投手らがさっそくブルペンに入り、精力的に投げ込んでいました。

そんな投手陣のなかで今シーズンの開幕投手に指名されたのが、都城市出身でプロ6年目の戸郷翔征投手。

初日は、大城卓三選手を座らせ23球を投げ込みました。

さらなるレベルアップに向け、ダルビッシュ投手に教わったツーシームも磨きをかけている最中だといいます。

(読売ジャイアンツ 戸郷翔征投手)
「もっともっと投げていって、精度が上がっていくことを祈るばかり」

昨シーズンは、チーム最多の12勝、防御率2.38をマークするなどエースに成長した戸郷投手。

そんな戸郷投手と取材を担当した高橋美苑リポーター、実は中学校の同級生です。
中学卒業以来となる再会を果たしました。

戸郷投手は、同級生の出現に少し驚いた表情を見せながらも、「久しぶりやん!」と高橋リポーターとグータッチ。

(高橋美苑リポーター)
「地元宮崎でのキャンプはいかがですか?}
(読売ジャイアンツ 戸郷翔征投手)
「地元宮崎で(キャンプを)やれることはすごくうれしいし、自主トレからやっているので、宮崎の温かさを感じられた」

地元愛も強い戸郷投手。今シーズンの目標は。

(読売ジャイアンツ 戸郷翔征投手)
「200イニングを目標に奪三振も200近く、超えるくらいの成績を残せれば防御率もいい位置にいるので、タイトルも最多勝も取れると思う」

阿部新監督のもと新たな風を起こすべく動き出した読売ジャイアンツ。

4年ぶりのリーグ優勝、そして12年ぶりの日本一を目指す熱いキャンプが始まっています。

※MRTテレビ「Check!」2月2日(金)放送分から