岩手県の釜石保健所管内の教育・保育施設で感染性胃腸炎が集団発生し、園児30人が嘔吐や下痢の症状を訴え、このうち3人が入院しました(いずれもすでに退院)。今年度岩手県内で発生した感染性胃腸炎の集団発生は48件(前年同時期70件)です。

県によりますと、釜石保健所管内の園児65人が在籍する教育・保育施設で1月9日から2月1日にかけて、0歳児から5歳児の園児30人が嘔吐や下痢の症状を訴えました。このうち3歳の男の子、4歳の男の子と女の子の合わせて3人が入院しましたが、すでに退院していて、全員が回復傾向にあるということです。検査の結果、症状のある6人からノロウイルスが検出されました。